2022/10/19 14:32


娘その①ヒロコです。娘その②ヤスコ、息子その①ミツヒロもいつか登場すると思います。

先日2階の倉庫で古い木箱を発見しました。

出てきた物はオトヒメの炭火アイロン。


そしてこのどろんこの箱の中身はマヨナイザー。


これがマヨナイザーです。ブランド名が「オクサマ」です。

S29年(1954年)製のものでした。

ハンドルを回すと歯車が回り、マヨネーズの材料が混ざります。

ということで、マヨネーズについて少し調べてみました。

日本で初めてマヨネーズが製造販売されたのは大正14年(1925年)のキューピーマヨネーズです。

当時は高級品で生産量も多くなかったようです。

戦後、高度経済成長期、食の洋風化により生産量、需要が増えたようなので、

「オクサマ マヨナイザー」はちょうど家庭調味料としてマヨネーズが定着し始めた初期の道具ということになります。

きっと食に対して意識の高い奥様に売れたのではないでしょうか。

S27年(1952年)生まれの社長(私の母親)は幼少期にマヨネーズを食べた記憶はないようでした。

残念ながら歯車部分の樹脂が劣化しているので、この道具でマヨネーズを試しに作ることはできません。

鑑賞用としてオブジェにいかがでしょうか。

マヨネーズ混ぜるのにこんな大げさな仕組みいるのかな?と思ってしまうビジュアルですが、

オブジェとしてはこの大げさが良いと思います。

気になる方ぜひ商品ページも見てください。